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2015年11月05日

【韓国】現代・起亜自動車「値引きしない戦略」後退?

抜粋:現代・起亜自動車「値引きしない戦略」後退?

 先月22日と23日にそれぞれ発表された現代自動車と起亜自動車の第3四半期の業績は、世界の自動車業界で、これら進むべき道をはっきりと見せてくれた。全体的に厳しい環境の中で健闘したという評価だが、長期的に克服しなければならない弱点をそのまま見せている。

【現代車「値引きしない」と「シェア拡大」のジレンマ】
 まず現代車の場合、第3四半期の業績を通して「収益の増大」戦略の必要性が明らかになった。数年間努力してきた「値引きはしない」という戦略が無駄になる可能性が提起されたためである。第3四半期、現代車は前年比売上を10.1%も上がったが、営業利益は8.8%に低下した。当期純利益は25.3%も減少した。営業利益率も1.3%ポイント落ちた。この数年間、「値引きはしない」戦略に逆行した動きを見せたのは明らかである。

 HMC投資証券報告書によると、アメリカ市場の今年の現代車の平均インセンティブ(奨励金、値引き)は2000ドル半ばで自動車産業の平均よりも若干落ちるレベルである。アメリカ市場で現代車の平均インセンティブは、2009年に3000ドルまで上がり、アメリカの自動車産業の平均値を上回るほど高かったが、積極的な「適正価格を受ける」政策を実行した2010年からは、2000ドル以下に落ち、2012年には1000ドルを下回っていた。

 しかし、徐々に上昇してきたインセンティブは、今年に入って急激に上昇し、再び業界平均に近い水準まで上昇した。現代自動車も、このような事実を一定部分認めた。北米市場では、世界最大の自動車メーカーであるトヨタと戦っており、中国市場では、新進気鋭の中国現地企業との競争のために仕方なかったという立場である。実際、今年に入って第3四半期まで現代車の完成車販売台数は354万台で、前年同期(362万台)比で2.4%減少したが、同期間の営業部門のコストはむしろ増大し、2.7%増の8兆6958億ウォンを記録した。

 現代車のイ・ウォンヒ社長は、企業説明会(IR)で「第3四半期には、北米市場での円安に伴う日本車のマーケティングに対応して、中国市場では、現地企業に対応するため30%以上インセンティブが増えたのは事実」とし「老朽化したモデルをほぼ売り尽くしたので、ツーソンのアバンテなど新車を通してインセンティブを下げていく予定」と明らかにした。

一言:タイトルは、原文記事の通りです。
【記事】
http://www.moneyweek.co.kr/news/mwView.php?no=2015102815528023089#close_kova
posted by クライバー at 11:53| Comment(3) | TrackBack(0) | 海外記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【韓国】現代車、プレミアム自動車市場初参入〜「ジェネシス」を高級車ブランドに

抜粋:現代車、プレミアム自動車市場初参入〜「ジェネシス」を高級車ブランドに

 現代自動車が自動車の製品名だった「ジェネシス」を別々のブランドとして構築し、全世界の高級車市場に進出する。「手頃な価格の良い車」という既存のイメージを破り、収益性の高い高級ブランドに生まれ変わるという布石である。

 チョン・ウィソン現代車副会長は4日、ソウル中区のデザインプラザ(DDP)で「大衆ブランドを越えるために2008年に出したジェネシスは最高の商品性が認められた」とし「商品名から始まったジェネシスは今、別の新しいブランドとして誕生する」と宣言した。これは、トヨタのレクサスのような別の高級ブランドを構築し、全世界の市場を攻略するという意味だ。

 現代車は同日、2020年までに全6種のジェネシスブランドのラインアップを構築すると明らかにした。まず、翌月に既存の「エクス(車種名)」を完全に変えた大型高級セダンを投入する。現在の第2世代ジェネシスと共に、グローバル市場に第一歩を踏み出すことになる。以後、2017年下半期(7〜12月)までに後輪駆動の中型高級セダンを出すなど、5年間で全4種の新規モデルを追加する予定である。

 ジェネシスブランドは、車種ごとに名前が異なる現代ブランドとは異なり、ジェネシスを象徴するアルファベットの「G」と車級などを考慮した数字の組み合わせで名前を決定する。大型高級セダンはジェネシス「G90」、既存の第2世代ジェネシスは「G80」、2017年下半期に出てくる中型高級セダンは「G70」に決まる。

 韓国投資証券のソ・ソンムン研究員は「現代車に最も必要なのは、プレミアムとエコカーのイメージ」とし「今回のブランド構築によって、プレミアム市場への進出の第一歩を踏み出した」と評価した。

一言:タイトルは、原文記事の通りです。
【記事】
http://news.donga.com/3/01/20151104/74604571/1
posted by クライバー at 11:10| Comment(1) | TrackBack(0) | 海外記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【韓国】日本政府「日中韓首脳会談、来年5月に開催検討」

抜粋:日本政府「日中韓首脳会談、来年5月に開催検討」

 日本が議長国を務める次の日中韓3カ国首脳会談の開催時期が来年5月を軸に検討されていると日本のマスコミが報道しました。

 日本政府は、去る1日、韓国で3カ国首脳会談が開かれるのに先立ち、事前調整をする過程で会談の定例化方針が確認されると、来年5月ごろには、次の会談を開催したいとの意向を表明したと外交筋が明らかにしました。去る1日、3カ国首脳会談で3カ国は首脳会談を定例化し、来年には日本で開催する事で合意し、来年5月ごろに開催するという日本政府の意向が反映されていることと見られます。

 これに伴い、日本政府は、来年5月26〜27日に三重県で「伊勢志摩サミット」という別名で開催する主要7カ国首脳会議と同じ様な時期に3カ国首脳会談を開く案を検討している事が分かりました。

 これは、歴史認識などで対立してきた韓国・中国・日本が関係改善に乗り出したことを西側諸国にアピールするためのものと解釈されます。 

一言:タイトルは、原文記事の通りです。
【記事】
http://news.sbs.co.kr/news/endPage.do?news_id=N1003251656
posted by クライバー at 10:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 海外記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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