世界3大造船会社である現代重工業、サムスン重工業、大宇造船海洋など韓国造船「ビッグ3」が船主から相次いで契約を解除されて疲弊している。全世界の主要船主が先を争って契約を解約したり発注を縮小して、最終的に今年の第3四半期の造船3社は、すべて赤字を記録することとなった。
5日、韓国造船3社が最終的に出した四半期報告書によると、今年第3四半期に3社で合計2兆1247億ウォンの赤字を記録した。現代重工業は、当初、今年の第3四半期に6784億ウォンの営業損失を出したと公示したが、先月30日に8976億ウォンの赤字と訂正申告した。当初の推定値よりも、32.2%も損失が大きくなったわけだ。サムスン重工業も先月26日、今年第3四半期の営業利益を846億ウォンと開示したが、去る4日に訂正公示を通じて100億ウォンの営業損失が出たと明らかにした。
このような現象は、洪水のように続く船主からの契約の終了が原因である。先月27日には、ノルウェーのフレッドオルセンエネルギー社が半潜水式ボーリング船の引き渡し遅延を理由に、現代重工業に一方的な契約解除を通知した。サムスン重工業も、業績公示後三日目に掘削会社パシフィックドリリング(PDC)から掘削船建造契約解除通知を受けた。サムスン重工業は、一旦、第3四半期に貸倒引当金946億ウォンを積まざるを得ず、黒字を放棄した。仲裁手続が円満に解決されない場合は、追加の損失の可能性も排除できない状態だ。
更に深刻な問題は、それさえも、継続的な受注が出ていた大型コンテナ船の分野で発注規模が縮小されているという点である。
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【記事】
http://vip.mk.co.kr/news/view/21/20/1339191.html