「溶接棒一つ、大切に使います」(大宇造船海洋部長)「今年は忘年会はない。緊縮経営に突入したので、すべての行事がキャンセルです」(現代重工業代理)「ソウル事務所から巨済造船所に出張に行くときは、バスにしか乗ることができません」(サムスン重工業課長)今年、兆単位の赤字が予想される国内の大規模造船3社が危機克服のために腰のベルトをきつく締めている。
4兆ウォンを超える営業損失を出した大宇造船海洋は、残った鉄板もリサイクルする。造船3社の中で、状況が最も難しいところは大宇造船海洋である。当初大宇造船海洋は、従業員に11月の給与支給すら難しかった。産業銀行など債権団から4兆2000億ウォンの支援を受けることにしてその場をしのいだが、いつ、どのようになるかわからない状況である。
遅滞補償金の再交渉も盛んである。現場では、溶接棒一つでも大切に使う。余剰鉄板も強度試験用にリサイクルして、カラー印刷も禁止してモノクロ印刷のみを許可している。ソウル市中区の本社社屋は、売却後、再リースして使用することにした。
造船業界の関係者は「企業が不必要なコストを削減するのは当然のことである。しかし、コストの削減が業績改善にどのように役立つかは不透明だ」と述べた。
一言:タイトルは、原文記事の通りです。
【記事】
http://biz.chosun.com/site/data/html_dir/2015/11/27/2015112700957.html