慶尚南道のSPP造船労働者委員会は1日午後、記者会見を行い「あなたの大切な署名でSPP造船を生かすことができる。四川市(サチョンシ)民の皆さんと共に地域の発展に貢献できるようにSPPを生かす嘆願書を懇切丁寧にお願いする」と訴えた。
彼らは、SPP造船が去る2010年5月、自律協約に入った後、人材・設備の50%縮小、遊休資産の売却、給与削減などで、今年は黒字に転換したと明らかにした。第3四半期(7〜9月)には、746億ウォンの営業利益を出したにも関わらず、債権団(銀行)からは、新たに受注したタンカー8隻の前受金払い戻し保証(RG)を否決処理されたと主張した。RGとは、船主が船を発注するとき、あらかじめ与えるお金について、万一の事故の時、金融機関が還付を保証してくれるもので、発行を受けることができなければ、受注は白紙化される。
彼らは「債権団(銀行)は、よく分からない基準で国内造船所の中で唯一の黒字造船所であるSPP造船を解体しようとしている」とし「黒字企業は殺し、赤字企業は生かすこのような状況が理解出来るのか?」と反問した。続いて「まだ赤字状態から脱することが出来ないSTX造船海洋、城東造船、大宇造船海洋は、政府と債権団の追加支援を通して継続稼働している」とし「大宇造船海洋には約4兆2000億ウォン、ソンドン造船にも約4200億ウォンなどを追加で資金を支援している」と付け加えた。
彼らは「もしRGの発行が否決されるならば、1万人の労働者と家族はバラバラになるだろう」とし「これにより、四川省地域の経済は、致命的な影響を受けるだろう」と強調した。
一言:タイトルは、原文記事の通りです。
【記事】
http://www.newsis.com/ar_detail/view.html?ar_id=NISX20151201_0010450710&cID=10401&pID=10400