最近アジアの大学評価の最も顕著な特徴は、中国の大学の荒いもののない上昇だ。3〜4年前から中国の大学の上昇が開始、今、東アジア韓・中・日3カ国間の「大学の戦争」が本格化している。過去の日本と韓国の大学に沿ってきた中国の大学があそこまで追撃して、このままでは、今後の先頭にたっていくと予想される。
実際の「朝鮮日報・QSアジア大学評価」が開始された2009年、日本の大学が韓国・中国に比べて圧倒的に優勢だった。東京大学・京都大学・大阪大学など日本のトップ10大学の平均順位が13.9位、「アジアトップ10大学のうち、日本の大学が4つを占めた。
同年韓国の上位10大学の平均順位は34位、中国は63.8と遅れた。
特に中国は、北京、台湾がようやくアジア10位圏に進入した。しかし、7年が過ぎた現在、韓・中・日のトップ大学の支配権は完全に変わった。中国のトップ10大学のアジア平均順位は、2010年に53.1位→2011年42.3位→2012年33.4位などで継続的に登る。今年の平均25位歴代最高のスコアを出した。一方、日本のトップ10大学の平均順位は14.9位(2010年)→15.8位(2011年)→19.3位(2012年)など続き下落傾向である。今年24位、中国の大学に近くになった。初期は、なんと50階段の差が中国・日本のトップ10大学間の差が7年間のわずかな階段の差で絞り込まれたものである。韓国のトップ10大学も2010〜2014年の平均順位が32.6位→22.5と10階段以上跳ぶ底力を見せたが、今年は24.8と再度後ずさりをした。このような中国の大学の恐ろしい勢いは中国政府の大学の積極的な投資と教授らの研究力、大学の国際化などが相乗効果を出したからだという分析だ。
中国清華大学(5位)と北京大学(9位)の「学界評価」と「卒業生の評判も」は、アジア最高レベルである。研究の質的側面 を示す指標である「論文あたりの被引用数」も今年、中国のトップ10大学のうち9つの大学が前年より順位が大きく上がった、国際化のレベルを示す「外国人学生の割合」部門でもトップ10大学のうち8つの大学が昨年より成績が上がった。「教員あたりの学生数」の指標でもほとんどの中国の大学が前年よりも点数を受けた。一方、日本は東京大学を含む上位の大学が、全体的な下落傾向だ。
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http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2016/06/15/2016061500227.html?related_all