現代自動車が会社の歴史で初めて大型バンを生産して欧州に初輸出をしようとしている。現代車はスターレックス、トラジェクトXGなど9〜12人乗り規模のミニバンを生産してきたが、15〜20人乗り規模の大型バンを生産、販売するのは今回が初めてとなる。
オートモーティブニュースなどアメリカ現地メディアによると、現代自動車は大型高級バンの開発を完了し、最近カリフォルニア南東部のモハベ砂漠で1次走行性能のテストを成功裏に終えたという。現代自動車の新大型バンはメルセデス-ベンツの大型バンモデルであるスプリンター、フォードのトランジット、クライスラーのラムなどと競争する見込みだと現地メディアは報道した。多目的大型バンの性能テストシーンが地元メディアに撮影されたカリフォルニアのモハベ走行試験場(CPG)は、現代・起亜自動車が2005年に設立した施設で、アメリカ輸出用完成車を発売する前の直前走行テストを実施する場所である。
現代自動車はヨーロッパなど輸出用モデルに大型の高級バンを生産する計画だが、国内市場でもレジャーブームに乗って大型バンの需要が増え続けており、国内市場投入も検討するものと見られる。国内発売時期は、早ければ来年上半期になると思われる。
【記事】
http://news.mk.co.kr/newsRead.php?year=2014&no=1051530