サムスンSDS(新社屋)出入りの際のセキュリティ流出問題を理由に所持している携帯用保存装置(USB)の内容を確認することがプライバシーの侵害の余地があるという指摘が出ている。8日、サムスンSDSを訪問した際、1階アクセス案内要員は、訪問者を対象にUSBを所持しているかを確認した。訪問者は、サムスンSDSに入館するには1階のインフォメーションデスクでの身分証明書などを出して出入証を受けなければならない。この過程で、案内要員はUSBを所持してるかどうかを尋ねて、USBを持っている場合は許可証返納時に内容を確認しなければならないと述べた。
サムスンSDS関係者は「新社屋に移転したばかりで、セキュリティ流出問題が発生することがあり、このような措置をすることになった」とし「訪問者のほか、一般の従業員を対象にUSB所持を制限したり、内容を確認している」と述べた。
一般的に他の企業の場合、基幹技術開発研究所や工場などでの主要な施設のみ技術流出を理由にUSB所持などを制限している。しかし、サムスンSDS本社の場合、より多くの訪問者を相手に過度の検閲をする事はないかという不満が提起されている。
【記事】
http://www.asiatoday.co.kr/view.php?key=20140808010003821