性能が良くなってきた格安「ホワイトボックス」が、アップルiPADを抜いて1位となった。第2四半期のタブレット出荷台数は、アップル19%・サムスン38%減少した。
スマートフォンに続き、タブレット市場でも中国産製品の空襲が始まった。今年第2四半期、世界で最も売れているタブレット製品は「ホワイトボックス」だ。ノーブランドの中国産の低価格タブレットを称する言葉だ。ホワイトボックスは、アップルを抜いてタブレット市場1位になった。高まった性能と安価な価格を武器に市場を掌握している。それによって、アップルとサムスン電子の売上高は急減した。
19日、アメリカ市場調査会社ストラテジー・アナリティクス(SA)によると、今年第2四半期のホワイトボックスは、世界のタブレット市場の33%を占めた。第1四半期の25.7%から7.3%も上昇したのだ。レノボ(4.6%)などのブランド製品も合わせると、中国産タブレットのシェアは40%にのぼる。
2位のアップルのシェアは25.3%であった。第1四半期の28.9%から3.6%下落した。サムスン電子のシェア下落幅はより大きかった。22.6%から15.3%に7.3%下落したのだ。
ウォールストリート・ジャーナルは、タブレットはあれば良いが、必需品ではないと評価した。スマートフォンよりも携帯するのに不便でノートPCのように仕事に使うにはまだ機能が落ちるという指摘である。また、スマートフォンの画面が大きくなってノートパソコンはますます薄く軽くなっているのもタブレットの成長を脅かす要因と分析した。
【記事】
http://www.hankyung.com/news/app/newsview.php?aid=2014081977371