済州(チェジュ)を訪問する日本人観光客の割合の減少が底なし沼に陥った。2014年初め、クルーズ船の入港と日本市場のプロモーション強化などで回復を期待したが、減少幅だけ大きくなり関連市場が萎縮している。
21日、済州観光協会によると、今年に入って20日までに済州を訪れた日本人観光客の数は5万7700人余りで、前年同期の7万8300人に比べ26.3%も減少した。これは、全体の外国人観光客206万5974人の2.8%に過ぎないだけでなく、昨年の5.5%と比べても半分の数値だ。
両国間の政治的対立と円安、韓流弱体化など複合的に影響を及ぼしたものと分析されているが、1次的に不足しているのは定期便の数だろう。行きと帰りの需要が同時に減ってルート廃止を招く悪循環が繰り返されており、対策が急がれる。
都内旅行代理店関係者は「日本の場合、両国の雰囲気が悪いうえ、航空券の入手さえ難しく、ほとんどの旅行会社が集客をあきらめているような状況」とし「日本の観光客を誘致するほどの明確な対策がない以上、このような傾向は続くだろう」と述べた。
【記事】
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