子供の夏休みの宿題をお金をもらって代わりにしてくれる会社が日本で急速に広がっている。
ポストセブンは、お金をもらって夏休みの宿題を代わりにやってくれる会社が日本に登場して社会問題になっていると報じた。実際にヤフージャパンやgooなど日本のポータルサイトで「宿題代行」と検索すると、たくさんの会社を見つける事が出来る。
これら代行サービスの価格はほとんど同一で、読書感想文の場合1枚3000円から、図の場合は1枚4000円からスタートする。時間が迫った緊急依頼の場合は価格が上がる。
興味深いのは、宿題代行企業が依頼人の年齢を考慮したオーダーサービスを実施するという点。代行業者は、例えば小学3年生が依頼した宿題は、字体や内容などを同じ年頃に合わせる細やかな誠意(?)を傾けるのだ。代行業者は、「ほとんどの依頼人は子供を持つ親」としながら「年齢を考慮した結果を出すのが私たちの仕事」という。
日本の警察によると、夏休みの宿題代行業者は違法ではないので取締りの対象ではない。ただし正当な事ではないため、電話番号を公開する業者は稀である。依頼人との連絡はほとんどメールを介して行われるというのが警察の説明だ。警察関係者は、「厳密には違法ではありませんが、学校の宿題の意味を衰退させる事もあり、社会問題となっている」と述べた。
【記事】
http://www.newspim.com/view.jsp?newsId=20140826000357