完全円形のデザインに曲面ディスプレイ、画面も大きくなって
手首に巻きつく曲面ディスプレイを搭載するかと思えば、アナログ時計と同様に完全円形デザインを採用した製品も発売された。消費者に、スマートウォッチが身近な時計やファッションアイテムだという点を強調しているわけだ。
サムスン電子とLG電子は28日、新型スマートウォッチ製品ギアS(写真左)とGウォッチR(写真右)をそれぞれ発表した。
GウォッチRは、世界初のフルサークルデザインで製作されたスマートウォッチである。ロレックス、タグホイヤー、カルティエなどの高級アナログ時計がほとんど円形であるという点に着目した。アナログ時計の画面をずっとつけっぱなしにする「常時オン」機能も持っている。バッテリーの放電時間が短くなる場合があるので、バッテリー容量は410㎃hに増やしてある。これは現在までに発売されたスマートウォッチの中で最も大きい。アナログ時計のねじまき部分も側面にある。
業界では、来月公開されるアップルやインテルのスマートウォッチもフルサークルで製作される可能性が高いと見ている。
世界のスマートウォッチ市場の73.6%(第2四半期)を占めるサムスン電子の戦略製品のギアSは、曲面ディスプレイが搭載されているのが特徴である。既存の製品の1.63インチのディスプレイよりも22.7%大きい2.0インチのディスプレイを採用している。
【記事】
http://www.seoul.co.kr/news/newsView.php?id=20140829014004&spage=1