日本円ウォンの価値が上昇し、ウォンの為替レートが100円当たり970ウォンに落ちた。世界的な金融危機時代の2008年以来、6年ぶりの低水準である。ウォン高基調が継続する中で、日本が追加の量的緩和と安倍政権が内閣改造で弱気な点を見せた事が影響を及ぼしたとみられる。2日、ウォンの為替レートは、午前中に100円= 968.52ウォンまで下げた。これは、昨年末に比べて30円以上下落した値である。
「円安恐怖」が息を吹き返し、日本企業と競合している輸出業者にとっても緊急である。すぐにこの日、コスピ(韓国の株式)は円安懸念などを反映して前日より16.28ポイント下落した2051.58で取引を終えた。
ウォン高が続く状況で、円安を根幹とする「アベノミクス」が強化されるほど、対日競争力が損なわれる恐れも大きくなるしかない。現代経済研究院によると、ウォンレートを1050円であると仮定して円/ドル為替レートが年平均105円を維持する場合、国内総輸出は前年比2.2%減少すると予想されるという。特に鉄鋼、機械、自動車、石油化学などの業種の被害が大きいと予想される。
【記事】
http://news.mt.co.kr/mtview.php?no=2014090218012078760&VN