韓国国民10人のうち7人が国政全般に満足していないという調査結果が出た。
現在の経済状況にも10人中、6人が否定的な認識を示した。今後の経済が良くなるという意見は、10人のうち3人に過ぎなかった。
アメリカの世論調査機関ピュー・リサーチセンターは、3月17日〜6月5日、韓国など世界44カ国、大人4万8千643人にアンケート調査した結果を盛り込んだレポートを9日、公表した。
レポートによると、調査対象韓国人(1900人)の69%は「現在、自国で起こっている事について、全体的に満足しているか?」という質問に「不満である」と答えた。
これは、アジア平均(60%)より高い値である。ただし、韓国は調査期間がセウォル号の惨事の直後という事が、影響を及ぼしたものと見られる。不満度が最も低い国は、中国(8%)であった。続いてベトナム(12%)、マレーシア(20%)、ロシア(36%)などが自国の国政に高い満足を示した。先進国の中では、ドイツが38%で最も低かった。イギリスは55%、日本は60%、アメリカは62%だった。
自国の経済状況については、韓国は65%が「悪い」と答えた。これは日本(63%)、アメリカ(58%)とほぼ同じで、インド(30%)、ドイツ(15%)、中国(6%)よりも高い数値だ。
韓国で現在最も深刻な経済問題は、就職難と公的債務がそれぞれ58%と最も多く挙げられた。3位以降は、貧富の格差(55%)、物価上昇(44%)などがあった。
【記事】
http://www.knnews.co.kr/news/articleView.php?idxno=1122924&gubun=