韓国が経済成長が止まってしまった日本の「失われた20年」を踏襲しつつ、日本よりも深刻な危機に直面している事が分かった。
20年を基準に5年目に入ったものと評価されている韓国の経済は、当時の日本と比較して国内総生産(GDP)など経済規模は大きく遅れをとっていながらも、失業率と家計負債、高齢化などは酷似している事が分かった。最近、経済副首相兼企画財政部長官は、「韓国が日本の失われた20年をそのまま踏襲しており、すでに5年目に入った」と述べて経済界の関心を集めた。
「失われた20年」とは、円高(ウォン高)と内需不振、低成長基調、高齢化人口構造の変化など、経済基盤の弱体化が主な内容である。日本は1995年、韓国は昨年を基準にして、日韓の主要指標を比較した結果、経済規模と有望企業の排出数では、韓国が日本に比べて大幅に少ない、うち生産年齢人口、出生率、失業率、家計負債指標は似ている部分が多かった。
中小企業研究院の関係者は「大企業(財閥)中心の成長が限界に達し、中小企業を新しい突破口にして、彼らの競争力を大幅に高めていく政策が必要だ」と強調した。
【記事】
http://www.etnews.com/20140905000178