サムスン電子の時価総額が2年ぶりに200兆ウォン(約20兆円)以下に下がった。10日、韓国取引所によると、サムスン電子の時価総額は、198兆9,179億ウォンと集計された。サムスン電子の時価総額が200兆ウォンを割れたのは、最近サムスン電子の株価が業績不振の影響で急落しているからである。
サムスン電子の株価の見通しも良くない。スマートフォン事業が不振の見通しで第3第4四半期の業績予想が良くないからである。金融情報会社エフアンドガイドによると、1日現在の証券27会社が示したサムスン電子の第3四半期の営業利益推定値の平均(コンセンサス)は、前年同期より31.2%、前四半期より2.8%減の6兆9,876億ウォンと集計されている。一部の証券会社は、サムスン電子の第3四半期の営業利益は5兆ウォン台に減少するだろうという展望まで出ている。
現代証券の研究員は「新製品発売がスマートフォン事業の収益性悪化の速度を緩やかにする効果があるだろうが、サムスン電子の株価下落の基調を変えるには力不足だ」と評価した。
【記事】
http://economy.hankooki.com/lpage/stock/201409/e2014091017590592480.htm