アップルは9日、次世代スマートフォン、iPhone6とウェアラブル機器である「アップルウォッチ」を公開した。長い間待っていた新製品が公開された市場の反応は交錯した。いや、正確に表現すると、ほとんど失望だという評価を下している。実際にアップルの株価は、製品発表以来、大幅に下落し取引を終えた。
10日、オンラインITメディアのビジネスコラムニストTodd Wassermanは、「私がアップルウォッチを購入しない理由」(Why I Will not Be Buying an Apple Watch)という刺激的なタイトルのコラムを発表した。
【必要ない理由5つ】
【1】なぜ購入するか理由がわからない
実際にウェアラブル機器は「購入する必要、ニーズ」が明確ではない。なんと350ドルの価格もする点を考慮すると、その価値を証明出来るか疑問である。
【2】生活の質を悪化させる
スマートウォッチを使用すると生活の質がより良くなるとメーカーは主張している。本当にそうだろうか?あなたが食べている食品のカロリーを一つ一つ表示する事が良い事か?時をわきまえず送信してくるメールを確認する事が良い事だろうか?むしろアップルウォッチのせいでストレスが急激に増加するのではないか?
【3】より手頃な価格で効果の高い方法がある
運動(workouts)をするときに、より有用であるとアップルは主張している。しかし、350ドルのスマート機器ではなく、15ドルのジョギング用の腕時計と17ドルの万歩計でも十分に同じ効果を得る事ができる。
【4】集中力を完全に破壊する
6年前、ニコラス・カーは、こう言った。「インターネットをより頻繁に使用すればするほど、人の注意力欠如障害(ADD attention deficit disorder)は悪化する」
今でも多くの人は、スマートフォン中毒に伴う注意力欠如障害(ADD)を持っている。そして、スマートデバイスを手首につけていると、更にひどくなる事は明らかである。あなたの集中力を完全に破壊するという意味である。
【5】いつかアップルウォッチは破壊されるだろう
まだ発売されていないのに、どれだけしっかりと作られているのかを保証する事はできない。ただし、既存のiPhoneの「経験」から推測して見たとき、アップルウォッチも製品の破損に伴う問題が深刻であると思われる。
手首につけ運動をすると、さらに破損の可能性を高めるでしょう。350ドルの機器を手首につけて得る事ができる効用は、実際には大きくないようである。
アップルが以前発売した、iPodなどの大成功を繰り返す事ができるでしょうか?
【記事】
http://insight.co.kr/view.php?ArtNo=6496