ニューヨーク、ロンドンと東京、そしてシドニーまで、新型iPhoneを買う為の行列ができ始めた。しかし、大韓民国の消費者ですと、キャンプ用の椅子と寝袋を取り出すのはまだ早いでしょう。香港とシンガポール、日本では新型iPhoneの販売が始まろうとしているにも関わらず、サムスン電子の故郷である韓国で、新型iPhoneの発売がされようとしていません。
iPhone6は12日(金)から予約注文が始まり、19日(金)からは店頭で購入する事ができる。ただし、アメリカ、オーストラリア、香港、日本、シンガポールなど1次発売国9カ国に居住する消費者のみが対象となっている。
韓国が、iPhone6の1次発売国でないという事実は、率直に言ってそれほど驚きはない。2012年、アップルはiPhoneの1次発売国に香港とシンガポールを入れたにも関わらず、韓国はアップルの新製品の1次発売国に一度も属した事がない。
専門家たちは、韓国でiPhoneが遅く発売されている理由は、電磁両立性と電磁波放射レベルなどに関する規制が、他のアジア諸国に比べて厳しい可能性があると推定した。
また、韓国の人口は5000万人だが、国民の大多数が、サムスン電子とLG電子などの国内ブランドに対する忠誠心が高い。市場シェアを見ると、サムスン電子が63%、LG電子が22%、パンテックが7%、アップルは6%である。
IBK投資証券研究員は「アップルの立場で考えると、韓国は日本よりも重要な市場ではない事も有るでしょう」と説明した。
これとは対照的に、アップルは、日本ではベストセラーのスマートフォンブランドとなっているのです。
【記事】
http://kr.wsj.com/posts/2014/09/11/%ED%95%9C%EA%B5%AD-%EC%95%84%EC%9D%B4%ED%8F%B06-1%EC%B0%A8-%EC%B6%9C%EC%8B%9C%EA%B5%AD%EC%97%90-%ED%8F%AC%ED%95%A8%EC%95%88%EB%8F%BC-%EC%9D%B4%EC%9C%A0%EB%8A%94/