サムスン電子がスマートフォン事業の不振で苦戦をしているITモバイル(IM)部門無線事業部の従業員の一部を他の事業部に再配置した。
18日業界によると、サムスン電子は先週から無線事業部所属のソフトウェア開発の人材500人をソフトウェアセンター、ネットワーク事業部、映像ディスプレー事業部に送ったという。サムスン電子の関係者は「消費者家電(CE)などの各部門のソフトウェア競争力を強化するための措置」と説明した。しかし、第3四半期もIM部門の実績が良くないとの見方が支配的な中で人材の移動が行われたという事で、雰囲気の刷新を図ったとの解釈が出てくる。
先立って無線事業部は、従業員の出張費を20%減らし、飛行時間10時間以下の外国出張に行く時には、役員もエコノミー席に乗るようにするなど「腰のベルトをきつくしめること」を実践している。
これとは別にサムスン電子は、現場経営を強化する為に、経営支援室所属の人材150人をIM、CE、DS(部品)など、各部門事業部に配置した。
【記事】
http://www.yonhapnews.co.kr/economy/2014/09/18/0302000000AKR20140918179551003.HTML