韓国の赤字性債務が来年史上初めて300兆ウォンを超える見通しだ。赤字性債務は2018年には400兆ウォンに達し、国家債務に占める割合も継続的に増え、2018年には58％に迫ると予想されるという。
21日政府によると、2015年の国家債務は570兆1000億ウォンで、今年（予測値）より43兆1000億ウォン（8.2％）増加し、国家債務の赤字性債務は314兆2000億ウォンで31兆5000億ウォン（11.1％）増加するものと推定されている。
つまり、赤字性の国家債務が国家債務増加分のうち70%以上を占めて、増える速度も国家債務より速いという事だ。
国家債務は金融性債務と赤字性債務に分けられる。金融性債務は住宅ローンや外貨資産などの債務に対する資産があり、返済のために別の財源づくりが必要ではない。しかし、赤字性債務は、対応資産がなく国民の税金で返済する。現在の世代が返済できない場合、将来の世代が返済する事になる。
キム教授は「基軸通貨であるドルの発券力があるアメリカ、財政が豊かなドイツ、外国為替保有額が多い中国、自国内に国債需要がある日本など4ヶ国を除いて、国家債務で安全な国はない」とし「小さい国は財政の健全性が良くないという評価だけで相当な打撃を受ける事が有るという点を肝に銘じなければならない」と述べた。
【記事】
http://www.yonhapnews.co.kr/economy/2014/09/19/0301000000AKR20140919074100002.HTML?template=2087
