抜粋:危機の造船業。〜今年だけで時価総額15兆ウォンが蒸発
受注鈍化に苦しむ韓国内造船会社の時価総額が今年に入って15兆ウォン(約1兆5千億円)近くが蒸発した。韓国内造船業が、受注の減少→業績悪化→格下げ→資金調達コストの増加という悪循環を経験する中、ある外資系証券会社は、来年の国内造船会社が再び低価格受注に手を出す「最悪のシナリオ」が展開される事が有ると憂慮した。
23日、韓国取引所によると、現代重工業、サムスン重工業、大宇造船海洋、現代尾浦造船など造船4社の株価が年初以降前日までに平均35.9%低下した。年明け以降、4社の時価総額合計は、38兆2千903億ウォンから23兆3千255億ウォンに減少して、約14兆9千650億ウォンが蒸発した。韓国内造船株が下落傾向を見せると直ぐに、外国人投資家の売りが集中した。
モルガン・スタンレーは「来年上半期にも国内造船会社の受注鈍化が続くと、韓国の造船会社が船舶の価格を引き下げ、低価格受注に出ようとする要因が生じる」とし「これは造船会社の収益性を悪化させるだけに、最悪のシナリオになるだろう」と述べた。
【記事】
http://www.yonhapnews.co.kr/economy/2014/09/22/0301000000AKR20140922167100008.HTML?template=5567
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2014年09月23日
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