しばらく静かだった嫌韓デモが東京でまた開かれました。人種差別デモを防いでほしいという声が高まっていますが、日本政府は耳をふさいでいます。東京からチェミョンシン特派員が報道します。
【記者】東京都心に再び不気味な嫌韓のスローガンが登場しました。「在日特権を許さない会」いわゆる在特会が行動に出たのです。最近、日本の裁判所が在特会の人種差別発言について賠償判決を下すと、内部結束を固めて存在感を誇示する為にやっているのです。差別に反対する市民も在特会に対抗して抗議デモを行いました。
【インタビュー:後藤あゆみ、嫌韓デモ反対市民】「すぐに停止して欲しいです。歴史の中で学ぶ必要があります」国連が先月、人種差別発言に関与した個人や団体を捜査・起訴するよう日本に勧告したが、日本政府は不動の姿勢です。むしろ表現の自由を侵害する可能性が有るとして集会を許可しました。国際社会の痛い視線を意識して自民党がしぶしぶ議論に入った開店休業状態です。見かねた東京都国立市議会が日本政府に法制定を促す意見を採択しました。国連の勧告を速やかに施行しろとの内容です。国際社会の責任あるリーダーになりたいと国連常任理事国入りに努力している日本が、肝心の国内の人権問題は軽視しているとの批判が出てきています。
【記事】→動画が有ります。
http://www.ytn.co.kr/_ln/0104_201409240010424742