株価が下落傾向を続ける中、韓国内の株式市場の代表銘柄であるサムスン電子の時価総額が1年9カ月ぶりに61兆ウォン(約6兆1千億円)以上消えた。24日、韓国取引所と金融投資業界によると、サムスン電子の時価総額は23日終値基準で171兆145億ウォンと集計された。 これは、サムスン電子が史上最高記録を打ち立てた昨年1月2日の232兆1千438億ウォンより61兆1千293億ウォン減った事になる。
サムスン電子の株価は前日116万1千ウォンで、2012年7月25日の115万8千ウォン以来、2年2ヶ月ぶりに最も低い価格となった。先立って株価は昨年1月2日に取引場で最高額である157万6千ウォンで締め切った。当時と比較して現在のサムスン電子の株価は26.33%下落した水準だ。
サムスン証券研究員は「サムスン電子の四半期の利益は、少なくとも来年の第1四半期まで改善されにくく、来年の年間利益は今年より7%減ると予想する」と指摘した。
大韓投資証券首席研究委員は「サムスン電子の株価の底は株価純資産倍率(PBR)基準1倍の112万5千ウォンで、追加で下落する余地は多くない」と話した。
【記事】
http://www.yonhapnews.co.kr/economy/2014/09/23/0301000000AKR20140923175700008.HTML