第17回アジア大会が開幕、8日目に入った。45億アジア人の視線が韓国仁川に集まっていますが、毎日のように論議があふれています。「準備不足」程度で片付ける事は出来ないという指摘だ。競技場に「ここでは私が王様」と悪口もはばからない協会の会長まで登場すると、韓国人も「恥ずかしい」とそっぽを向いている状況だ。
そもそも秘密にしなければならない聖火の点火者が、主催者のミスで公開されたことから問題であった。しかも点火者は、スポーツの英雄とは縁遠い韓流スターのイ・ヨンエだった。その上、開会式自体が「韓流が加わった開幕式」ではなく「韓流コンサート」に変質したという汚名も受けた。
開幕序盤である20日、聖火が12分間消える事態も発生した。聖火を運ぶ途中で切れることはあっても、火がついた聖火が、それも序盤に消える事はほとんどない。
20日、バドミントン競技場では、停電が起きて試合が中断されると、エアコンの風がシャトルの方向に影響を与えて、選手たちが試合の結果に関して抗議する騒ぎが起きた。
一部の競技場は、国際大会というにはとても粗末で、該当種目協会が自分で救済策を用意する事も有った。アーチェリー協会は、競技場にメディア席の拡張工事をした。弁当の食中毒菌検出は、衝撃的だった。19日、ボランティアに配られたお弁当は、賞味期間が5日も過ぎており、出場選手たちに配られたお弁当では、二度も食中毒菌が検出されて冷水を浴びせた。組織委員会は選手たちにパンと牛乳、チョコバーなどを提供して食事の問題を解決した。
【記事】
http://sports.khan.co.kr/news/sk_index.html?cat=view&art_id=201409241212193&sec_id=530601