韓国証券市場の代表株、サムスン電子の業績に暗雲が立ちこめているが、サムスンのIT関連会社の時価総額と業績見通しも一緒に下降線を描いている。サムスン電子を除くサムスンIT関連会社の時価総額は、1年間で3兆ウォン近く蒸発した。
25日、韓国取引所と金融情報会社エフアンドガイドによると、サムスングループ内の3つのIT関連会社(サムスンSDI、サムスン電機、サムスンテックウィン)の時価総額合計は、1年前が17兆8千990億ウォンで、24日が15兆1千120億ウォンだった。時価総額の合計が、1年間で2兆7千870億ウォン(約2787億円)減少した。 この中では、サムスン電気の時価総額の減少幅が最も大きかった。1年前、8万3千100ウォンだったサムスン電気の株価は、前日5万1千500ウォンまで落ちたのだ。時価総額も6兆2千70億ウォンから3兆8千4467億ウォンと40%近く縮小した。
このような株価の下落は、最近証券会社が猫も杓子もサムスン電子の業績見通しを下方修正して、更に厳しい姿となったのである。
サムスン電気、サムスンテックウィンとサムスンSDIの第3四半期業績見通しと目標株価も、早くも下方修正されている。
【記事】
http://vip.mk.co.kr/newSt/news/news_view.php?t_uid=21&c_uid=2218138&sCode=21