「日本お客さんはいないです。昨年に比べると半分、一昨年に比べると半分の半分です」円安の恐怖が観光特区明洞(ミョンドン)を襲った。韓国を訪れる日本人観光客が急減し、ソウル明洞商店街の売り上げに赤信号が灯った。
26日、ソウル明洞一帯の商人たちは「今、日本の人を見つけるのは難しい」と吐露した。化粧品売り場の従業員は「ここは外国人のお客様で商売をするのですが、昨年までは「イチバン、ヤスイデスヨ」「ヤスイヤスイ」と日本語でお客様を呼び込みましたが、最近はほとんどいない」とし「中国人がほとんどであり、日本人は本当にいない」と述べた。
実際、ソウル市の統計によると、今年1月から7月まで、ソウルを訪問した日本人は133万5626人で、昨年より13.68%減少した。
韓国経済研究院長は「ウォン・円レートの下落で輸出増加率が急落し、企業の営業利益が悪化するなど、私たちの経済が大きな影響を受けている」とし「過去のウォン・円レート下落後に発生した1997年の通貨危機と2008年の金融危機のような危機が再燃する事もあり得る」と警鐘を鳴らした。
【記事】
http://www.dailian.co.kr/news/view/460308