香港メディアが仁川アジア競技大会に関して「アジア競技大会か、それとも韓国版の国体なのか」と大会運営の未熟さと準備不足などの問題を指摘した。
24日、香港メディア文匯報はアジア大会組織委員会が発行する「アジア大会日報」が過度に韓国人選手中心の内容で構成されているという点とチケット販売が言語の問題で円滑に行われていない事に言及し、このように伝えた。
文匯報は、8面の大会日報のほとんどの分量が韓国選手に関連した内容となっており、残りの10%が他国選手の内容となっている。このような小さな部分で、韓国が自国でアジア大会を開催した「存在感」について過度に強調しているという事実を示していると指摘した。このほか、同メディアは大会の聖火が消えた事実、試合中の停電、弁当で食中毒菌が発見された事案などを順番にとり上げた。続いて同メディアは、競技場入場券購入の問題についても指摘した。
スタジアム入場券は販売窓口で「完売」と表示されているが、実際の競技場は空いている場合が多いとして、ほとんどが販売されないままになっているようだと同メディアは予想した。オンラインのチケット販売サイトでもエラーが多く、電話や電子メールの販売も英語と中国語のみのサポートで、日本人と中東の顧客はまともに入場券を入手する事も難しいと同メディアは付け加えた。
【記事】
http://news.donga.com/ISSUE/2014AsianGame/News?m=view&gid=66737236&date=20140926