蔚山地域で最大規模の病院である蔚山大学病院労組が去る22日から25日まで行われた争議行為の賛否投票で、組合員の73.75%の賛成率でストライキを可決した。先立って蔚山病院労使は、5月20日の顔合わせを始まりに28回の交渉を進めてきたが、合意点を見出す事ができなかった。労組は9月16日に交渉決裂を宣言して、釜山地方労働委員会に調停を申請した。
蔚山大学病院労使の最大の争点は、通常賃金の賃上げである。労組は昨年、最高裁判決の基準に基づいて、現在の仕事について計算したところ、蔚山大学病院の賞与は、通常賃金に含まれるので、労働基準法の趣旨に合わせてボーナスを通常賃金に適用して支給するように要求している。
26日、労組はストライキが可決された後、立場を表明し「10月1日に予定されている最後の調整会議でも使用者側の立場に変化がない場合は、本格的な闘争を繰り広げるだろう」とし「しかし、10月1日以降、争議権が確保されても、患者の命を扱う病院事業であることを考慮して、まず幹部ストライキなどの警告ストライキを進行しながら、使用者側の立場を見るだろう」と明らかにした。
【記事】
http://www.ohmynews.com/NWS_Web/View/at_pg.aspx?CNTN_CD=A0002037483