日本列島に「壁ドン」シンドロームが起きている。壁ドンとは、ドラマや漫画に登場する女性を壁に追い込んで男性が片手で壁を打つ行為をいう。
30日、産経新聞によれば、日本では最近ゲームやテレビ広告で「壁ドン」が流行している。18〜21日に開催された東京ゲームショーでは、女性のための出会い系シミュレーションゲームで「壁ドン」を体験する事ができるブースが披露され話題になった。壁ドン体験のために、女性来場者が殺到し、長蛇の列が出来たという。
東京ゲームショーでカベドンを体験した美穂は「ブースの壁側に立っていると、二人のイケメンたちが来て、2〜3の単語を交わした後、一人の男性が突然腕を伸ばして壁を「ドン」と音が出るくらい打ったの。非常に刺激的だった」と話した。他の参加者絢香は「甘い言葉をかけてくれた」と付け加えた。新聞は「壁ドンが現実に起こった場合、恐怖だったかもしれないが、ゲームショーの体験だったので、文字通り「ショー」だった」と伝えた。
それなら、現実の世界で「壁ドン」はどうだろうか。日本のカルチャー・コンビニエンス・クラブの世論調査によると、女性をときめかせている行動の1位は、壁ドンではなく「後ろからの抱擁(54.1%)」が挙げられた。2位は危険な時にそっと手を握ること(49.8%)、3位は頭を撫でてくれる事(49.3%)が占めた。この三つの状況は、すべて男性らしいの包容力が感じられる行動で、女性の2人に1人の心をつかむ事ができるものと評価された。一方、壁ドンは18.5%にとどまった。
日本の雑誌ダイムは「壁ドン」は広く知られてはいるが、現実の世界では、女性をときめかせません」と伝えた。
【記事】
http://biz.heraldcorp.com/view.php?ud=20140930000687