2日IBK投資証券は、 サムスン電子の第3四半期の営業利益が4兆ウォン台に落ちるという見通しを示した。IBK投資証券は、サムスン電子の第3四半期の売上高と営業利益をそれぞれ47兆2000億ウォン、4兆ウォンと既存の予測値よりも下がると予想した。
IBK投資証券の研究員は「4000万台と推定されているギャラクシーの在庫量が他社製の新しいAndroid製品と比較した時、品質に比べ価格競争力が低下しており、これを解消するための費用が予想を大幅に超えるため」と分析した。彼は「Android製品群内の品質の差が急激に縮まっており、特に中低価格製品のラインナップの仕様および価格戦略を全面的に再整備する必要が生じているが、年間3億台以上、一日100万台のスマートフォンを生産・販売しているサムスン電子が方向舵を返し再びエンジンを加速するまでには少なからぬ時間がかかるだろう」と付け加えた。
これにより、目標株価は従来の155万ウォンから147万ウォンに下方修正し、年間営業利益見通しも、今年24兆1000億ウォン、来年21兆ウォンに下げた。ただし投資判断は「買い」を維持した。研究員は「現金60兆ウォンと、毎年9〜10兆ウォンの利益が予想されるメモリ事業部の価値を考慮し、中長期の視点から見れば、現在の株価水準では買いの観点からのアプローチをする必要がある」と説明した。
【記事】
http://www.asiae.co.kr/news/view.htm?idxno=2014100207192974722