円安の影響で日本への輸出は、二ヵ月連続で大幅に減少した。一方、日本からの輸入は増加に転じ、対日貿易赤字の幅はより大きくなった。しかし、日本を除けば、全体的に輸出入は良い。
円安を懸念していた輸出は、一ヶ月ぶりに増加に転じた。操業日数が一日増えた上、鉄鋼(33.8%増)、コンピュータ(30.5%)、船舶(23.6%)など主要品目の輸出が増加したことが主な原因だ。
しかし、円安の影響で日本は「関心国」として浮上した。8月、対日輸出は8.1%減少した。9月(27億4000万ドル)も6.2%減少し、2カ月連続で減少した。一方、輸入は8月42億2,000万ドルで、9月には47億ドルに増えた。産業省は、円安の影響で対日輸出が減少した側面があるとしながらも、まだ心配する状況ではないという判断である。
産業省の関係者は「輸出企業の採算性が悪化したのは確かだが、1980年代以降、我々の企業が円安で打撃を受けたことはない」とし、「それよりは、世界経済の成長率が重要だ。世界経済が回復するときは、低価格の輸出戦線に大きな影響を与えなかったからだ」と述べた。
【記事】
http://economy.hankooki.com/lpage/economy/201410/e2014100117533470070.htm