慶尚(韓国南東部)地域の経済発展を導いた機械産業が世界的な金融危機以降、不振にあえいでいる。韓国銀行慶尚本部は、地域の機械産業は、年平均2.3%の成長にとどまり、全国平均の8.9%を大幅に下回っていると9日、明らかにした。
金融危機以前、慶尚地域の機械産業の成長率は15.9%であった。韓銀は地域の機械産業は、自治体の積極的な育成政策など産業発展のための信頼できる政策的支援を確保しているが、コア部品の国産化率は落ちるうえ、IT融合のレベルも不十分であることが分かったと指摘した。
したがって、韓銀は、研究開発(R&D)のための研究所の誘致などを通して、コア部品の国産化のための技術の蓄積が急務であると分析した。その上、産・学・研共同研究ネットワークの活性化を通して、機械産業とITを融合する能力を強化すべきだと強調した。 また、短期的には、最近の日本の円安の持続に伴う地域内の輸出企業の衝撃緩和のために、環境変動保険の加入を積極的に誘導すべきだと付け加えた。
【記事】
http://www.yonhapnews.co.kr/economy/2014/10/08/0302000000AKR20141008182600052.HTML