6日の生理・医学賞を皮切りに、ノーベル賞受賞者が続々と発表されている。特に今年は韓国人科学者が有力な候補に上がったりするなど、私たちの関心も一層高まった。
7日、「青色発光ダイオード(LED)」を開発した日本人科学者3人がノーベル物理学賞を受賞した。日本はこれまでに22人のノーベル賞受賞者を輩出し、アジアの「ノーベル賞大国」としての地位を確固たるものにしている。受賞者22人のうち科学分野は19人であり、特に13人が2000年代以降に受賞して底力を発揮している。
1901年からノーベル賞候補に名前を上げ始めた日本。特に、多くの分野で韓国と比較されているだけに、今回の物理学賞受賞についても、国内の科学界では、さまざまな反応を見せている。私たちも日本の研究環境を見習わなければならないという意見や研究者自ら努力しなければならないという反省の声まであった。
韓国科学研究院の研究委員は、科学の分野に着実に投資してきた日本の底力について話した。彼は「明治維新から科学の重要性を認識してきた日本は一日の長がある。アメリカと欧州を除くと、基礎研究の歴史が最も長いのが日本」とし「私たちも基礎科学の基盤がたまりつつある過程であり、基礎を固めていく研究環境が重要だ」と分析した。
一方、科学技術政策研究院の副研究委員は、SNSを通じて科学政策について批判した。委員は「政府は、科学界のせい、科学界は、政府のせいにしているのが現実」とし「評価制度の規制を通じて監視される研究者たちは、息が詰まった研究開発を行うしかない」と指摘した。
【記事】
http://hellodd.com/news/article.html?no=50392