起亜自動車労働組合は、会社との団体協約交渉で意見の相違をうめる事ができず、10日に部分ストライキを行う。
10日、起亜自動車によれば、起亜自動車労使が京畿工場で7日〜8日に第22次、23次の交渉を行ったが、何の成果もなく交渉が終了した。よって、労組は去る2日の部分ストライキに続き、10日に8時間の部分ストライキに入る。
労組は、使用者側が提示した案は、新しい内容が含まれていていないと判断し、これを拒否した。特に最大の争点である定期ボーナスを通常賃金に含む問題については、相変らず立場の差を狭めることができなかった。労組は13日に、第7回の争対委を開き、今後のストライキの程度を決定する方針である。
起亜自動車の関係者は「まだ、将来の交渉日程は決まっていない状態ですが、徐々に労使が合意に近づいている状態」とし「今月中の臨時団体協議妥結のために最善の努力を尽くす」と述べた。
一方、起亜自動車労組は、先立って今年7回の部分ストライキを行った。部分ストライキによって起亜自動車は、2万2,700万台の生産に支障をもたらし、総額3,900億ウォン(約390億円)の売上損失を被ったと推定されている。
【記事】
http://daily.hankooki.com/lpage/economy/201410/dh20141010100855138140.htm