サイバー公安当局への韓国民の懸念が広がり、朴槿恵大統領関連の記事へのネットユーザーのコメントの様相が大統領批判は「消極的」、支持は「積極的」との傾向がより一層明確になった。
朴大統領の批判記事に反対するネットユーザーたちは、報道機関と記者などを相手に、いろいろな低俗な言葉を使いながら攻撃を加える一方、批判記事を支持するネチズンたちは比較的萎縮した雰囲気だ。
ある新聞は「恥を知らない大統領、恥ずかしい」というタイトルのコラム記事を掲載した。民主主義の表現の自由、言論の自由の重要性を強調した内容である。この記事には、多くのネットユーザーが訪れた。そして340人余りがコメントを投稿した。コメントの60%以上は新聞や委員に対する攻撃だった。攻撃内容のほとんどは、記事の本質とは無縁の「共産主義者」「親日」などの単語を使用していた。侮辱と名誉毀損的発言にも躊躇(ちゅうちょ)がない。一部のネチズンたちは、一日中この新聞のホームページに留まって、数十のたちの悪いコメントでこの記事に同意するネチズンたちに向かって激しい罵声をあびせ個人攻撃していた。
複数のインターネットユーザーたちは「朴大統領を攻撃すると、いつ捕えられるかも知れないので、みんな自制して欲しい」と心配する文章を書き込んでいた。
【記事】
http://news.khan.co.kr/kh_news/khan_art_view.html?artid=201410171347181&code=940100