天気が肌寒い今日のようなときに、韓国の旬の果物を選ぶとすれば、断然柑橘類でしょう。その中でも「済州みかん」は、代表ブランドと言えるほど有名です。ところが、その済州ミカンのほとんどが外来品種であることが分かりました。キム記者が報道します。
キム記者「私たちが食べる済州ミカンのほとんどは、韓国産ではありません」セヌリ党の議員室資料によると、済州みかんのなんと99.6%が外来品種であることが明らかになりました。韓国も品種を21種類も開発しましたが、農家では従来から使っていた日本のを好むそうです。
みかん農家インタビュー - 「韓国の品種が開発されたといっても、優れたものはありません。一度これを新しい品種に更新すると5年間は収穫がなくなるのです」
消費者インタビューA「(済州みかんのほとんどが日本品種というのはご存知でしたか?)ああそうですか、私は知らなかった。でも在来種の日本の方が良いのでしょう?」
消費者インタビューB「知らなかった。(どう思いますか?)日本だと少し躊躇します。まだ日本からロイヤリティを要求してきてはいないそうですが、その前に私たちの品種を拡大して普及させるべきでしょう」
みかんを世界の高級産業として育成するなら、韓国の新品種でいくのが良いでしょう。済州みかんは、生産だけでなく品種まで気を使わなければならないでしょう。政府の支援と対策が必要です。
【記事】
http://news.mk.co.kr/newsRead.php?sc=30000001&year=2014&no=1338696