エボラウイルスの恐怖が現実に近づいてきた。エボラ患者を最初に処理する可能性がある国立中央医療院の感染症内科の看護師4人が辞表を提出したことが分かった。国立中央医療院は、国家からエボラ感染患者の治療を担当する検疫病院に指定されている。
22日、キム韓国看護協会長は、大韓医師協会と共同で開いたエボラ関連の記者会見で「エボラの恐怖が原因で、国立中央医療院の感染症内科に所属している看護師4人が辞表を出した」と述べた。続いて「エボラ感染患者が発生した場合、国立中央医療院で治療を受けるのに、医療人が辞表を提出したのだ」とし「韓国だけでなく日本、中国もエボラ患者を治療した経験がない」とした。キム会長は「エボラ治療に対する対策がまだ不十分である」として「西アフリカに医療スタッフを派遣したが、患者が発生した場合に困難に陥る状況」とし、政府の対策を促した。
国立中央医療院の看護師の辞任に続いて、他の国家指定隔離病院の医療スタッフも離脱する可能性があり、保健当局を緊張させている。
【記事】
http://www.segye.com/content/html/2014/10/22/20141022002941.html