日本の女性がときめくのは、最終的に「肉食男?」長身で細身、晩秋の午後のような寂しさを秘めた眼差しを持った男が勇敢に近寄ってくる。驚いて、2〜3歩後に退いた女性はすぐに廊下の壁にぶつかって、男は女性を抱きしめる様に近づいてきて、片方の腕を壁につかして静かにささやく。「君は今日から俺の女だ」
日本の少女漫画によく登場するこのような行為が、最近日本の女性に絶大な人気を得ていると日本の<朝日新聞>が23日、報道した。日本では、このように男性が自分の愛を告白するために女性を壁に追いやって、片手を寄り添ったままささやく行動を「カベドン(壁ドン)」と呼ぶ。「カベ」とは壁の訓読であり、「ドン」とは物が壁にぶつかるときの鈍い音を意味する擬音語である。
先月、日本の千葉県で開催された「東京ゲームショウ2014」会場。恋愛ゲーム開発の「ボルテージ」という会社が準備した体験ブースの前で、若い女性の歓声が響いた。現場を取材した「朝日新聞」によると、会場では女性が身長180pを超える長身のイケメンモデルから実際の「壁ドン」を受けるイベントが行われていた。女性達の反応は爆発的だった。東京都大田区在住の女性会社員(23)は「とっても好き。思ったより興奮した」と述べ、静岡県から来た別の女性(27)も「胸のドキドキが止まらない」と言った。
イベントを準備した会社の関係者は「壁ドンは、日本特有の文化かもしれない。会社のアメリカ人女性社員は、全く理解していない」と述べた。専門家は「最近は日本中で草食男性(女性よりも自分の趣味などに多くの関心を注ぐ男性)が多くなり、女性が強い男性に惹かれる傾向がある」と解釈した。
【記事】
http://www.hani.co.kr/arti/international/japan/661083.html