現代自動車の第3四半期の純利益が28％減少した。ウォン高と労働組合のストライキ、新型車ソナタの韓国の販売不振で打撃を受けたことによるものだ。
23日、現代自動車は、第3四半期の純利益が1兆6,200億ウォン（15億3000万ドル）になったと明らかにした。営業利益は、前年同期から18％減少して1兆6,500億ウォンとなった。売上高は2.2％増の21兆2,800億ウォンである。
現代自動車は、為替レート変動などの要因で、自動車市場をめぐる不確実性が当面続くと予想した。今後、為替レートが安定した場合、新車の発売を控えている第4四半期の業績は改善が期待されると現代自動車は付け加えた。
姉妹会社の起亜自動車と合わせて世界5位の規模の自動車会社である現代自動車は、ウォン高と円安で海外市場の自社製品の価格が比較的高価になっており、競争に困難をきたしている。
労組のストライキも打撃の一因となった。韓国で最も積極的な労働組合を持っている企業の一つである現代自動車は、30年の労組史上、4年を除いて毎年ストライキに悩まされている。現代自動車の従業員の約80％に相当する組合員4万7000人が、今年8月に相次いでストライキを強行したのである。このストライキと起亜自動車で行われた労組活動が原因で、数億ドルの価値に相当する2万台以上の生産に支障をきたした。
【記事】
http://kr.wsj.com/posts/2014/10/23/%ED%98%84%EB%8C%80%EC%B0%A8-3%EB%B6%84%EA%B8%B0-%EC%88%9C%EC%9D%B4%EC%9D%B5-28-%EA%B0%90%EC%86%8C/
