西海大橋が錆びている根本的な原因は他でもない、手抜き工事のためだという指摘です。隣国の日本とは異なり、海上橋の設計基準がきちんと用意されていなかったことも問題でした。〜シン・ヒョンジュン記者です。
西海大橋橋脚で問題になった部分は、上げ潮と引き潮の差で、海水に浸かったり出てきたりを繰り返している「潮間帯(ちょうかんたい)」です。海水と空気に交互にさらされている部分は、簡単に腐食されやすいため、その処理には、より慎重を期すべきです。
しかし、実際はそうではなかったのです。鉄筋を囲んだコンクリートの厚さは、設計どおりに6.8cmと厚く施工しなければならなかったのに、実際の厚さは4cmに過ぎませんでした。その様な理由で、コンクリートの中の鉄筋が海水の塩分により容易に露出してしまいました。
コンクリートの表面処理も不十分で、結局、日本製品で再施工をしなければなりませんでした。更に、工事費削減を理由に、鉄筋には最初から表面処理すらしていない事がわかりました。コンクリートから入ってくる塩分の浸透に、無防備の状態で露出していたという事です。
【インタビュー:新しい政治民主連合議員】
「日本の場合、鉄筋工法の規制が非常に詳細に設けられている。しかし、韓国では、まだ全然準備がなされておらず、塩分の浸透を防ぐことができる規定を整備すべき時ではないか?京畿道と忠清道を繋いだ西海岸高速道路の象徴のように思われる西海大橋だが、6千億ウォンかけて作った橋が施工不良のために寿命は縮まり、国民の血税数十億ウォンが補修費用として使われてしまった」
【記事】
http://www.ytn.co.kr/_ln/0101_201410270502252189
費用かかっても直すほかはないよな