日本と中国がアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の期間中、首脳会議を開くことに合意し、韓国が外交的孤立の危機に立たされることはないかという懸念の声が流れてくる。今回の日中首脳会談を契機に東北アジアの外交に変化が生じる可能性があるという意見が出ている。
その間、慰安婦問題の解決を要求して日韓首脳会談を拒否してきた韓国政府の外交的立場が狭くなることがあるという指摘も提起されている。中国は、尖閣諸島と靖国神社など両国間の懸案についての譲歩要求を日本が受け入れながら、今回の首脳会談が実現したことが分かった。日本国家安全保障局局長と中国外交担当国務委員が去る7日、日中関係改善のための合意項目を同時に発表した。これは、日中関係の改善が、急流に乗る可能性があることを示唆しているものと分析されている。日中関係改善の雰囲気が醸成され、我々の政府の立場は、困り果てた気分だ。
過去の歴史について、中国と対日強硬路線歩調を合わせてきた中国が、突然日本との関係改善を模索し始めたのだ。一部では、ややもすると韓国政府が東北アジアで、「外交の迷子」になることがあるという懸念も出ている。特に、日本と中国が首脳会談を契機に関係改善をする場合、これに伴い、韓国政府も実用的な外交路線を選ばなければならないという指摘も提起されている。
【記事】
http://www.energytimes.kr/news/articleView.html?idxno=28523