韓国で航空会社の客室乗務員(CA)になるためには、外見が重要であると広く認識されている。しかし、韓国の航空会社は、「身長」というもう一つの重要な基準も打ち出している。
客室乗務員の身長の基準は国によって様々である。一部の航空会社は、乗務員の身長が荷台に届くことができる程度でなければならないという条件を明示している。大韓航空とジンエアーを含む韓国内格安航空会社4社の基準は具体的である。これらの会社は、「身長162cm以上」を乗務員志望資格に掲げている。
この基準は、外国の多くの航空会社に比べて、より厳格である。会社のホームページによると、シンガポール航空、日本航空、ユナイテッド航空の身長の目安は、158cmである。
一方、エア・カナダは、身長制限がない。エミレーツ航空の場合は、「Arm Reach(かかとを上げて腕を伸ばして手の届く高さ)」が212cm以上となっている。
国家人権委員会は、このような採用要件を改善するように勧告してきた。しかし、この勧告は、法的拘束力はない。
大韓航空は、世界的な基準で見たときの乗組員に対する物理的な条件は、特に厳しいものではないと明らかにした。自社より厳格な採用基準を用いている航空会社もあるとし、大韓航空の関係者は、身長制限を置くのは、安全やその他の理由があると述べた。
【記事】
http://kr.wsj.com/posts/2014/11/13/%ED%95%9C%EA%B5%AD%EC%84%9C-%EC%8A%B9%EB%AC%B4%EC%9B%90-%EB%90%98%EB%A0%A4%EB%A9%B4-%ED%82%A4%EA%B0%80-162cm%EB%A5%BC-%EB%84%98%EA%B2%A8%EC%95%BC-%ED%95%9C%EB%8B%A4/