グローバルスマートフォン市場でアップルと1〜2位を争っているサムスン電子が、日本市場ではなかなか不振から抜け出せずにいる。
27日、市場調査機関のストラテジー・アナリティクス(SA)の最新のデータによると、サムスン電子のスマートフォンは、第3四半期の日本市場でのシェアは5.5%を記録し、トップ5にも名前を上げることができなかった。1位はアップルが占めており、サムスン電子は、ソニー、シャープ、富士通、京セラなど日本企業との競争に押され、6位を占めるにとどまった。サムスン電子は、2012年に15%前後のシェアを記録して以来、昨年10%、今年は一桁にとどまっている。これまでサムスン電子は、日本1位の通信事業者NTTドコモと協力して、ギャラクシースマートフォンを販売してきて、ある程度のシェアを維持することができた。しかし、昨年NTTドコモがiPhoneを販売し始めて状況は一変した。
NTTドコモがiPhoneを販売し始めて、日本市場でのアップルのシェアは20%から40%に急増したが、サムスン電子のシェアは、これとは反対に、10%から5%に下落したことが分かった。
一方、サムスン電子は先月、世界初のカーブドエッジスクリーンのスマートフォンギャラクシーノートエッジを日本市場で初めて発売するなど、マーケティングを着実に実行しているが、まだこれといった成果は現れていない。
【記事】
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