太平洋の酸性化が加速しているという分析結果が発表された。
27日、日本の気象庁によると、1990年〜2013年の観測データと他国の観測結果に基づいて、太平洋全域の海面付近の酸性化を分析した結果、海洋酸性度指標である水素イオン濃度指数(pH)が8.109から8.068に23年間で平均0.04下がった数値を記録した。一般的に、この結果は、太平洋の酸性化が加速していることを意味するものと受け入れられる。通常海面のpHは、弱アルカリ性で8.1程度である。
今回の観測結果は、特に国連の気候変動に関する政府間委員会の予測よりもはるかに速い速度であり、懸念が生まれる。
太平洋で発生した海洋酸性化は、海が大気中の二酸化炭素を吸収する能力を落として地球温暖化を加速し、プランクトンの減少などにつながり、漁獲量の減少をもたらすと予測されている。
【記事】
http://news.donga.com/Main/3/all/20141129/68251805/3