「日本の韓流は終わった」去る1月と2月、韓国文化産業交流財団が日本人を対象に行ったアンケート調査では、50%はこのように答えた。K- POPファンでいっぱいだった新大久保の韓国通りは閑散としていて韓流百貨店は閉店した。
しかし、日本の市場は相変わらず韓流の本拠地である。この危機をチャンスとみなして、反発する可能性は依然として存在するのだ。危機説の中、東京ドームを満員にした元祖韓流スターのJYJがドームツアーを開催した。韓流不況で、最近日本での活動が少なかったにも関わらず、JYJの人気は相変わらずだった。一部の座席は10万円の値をつけて闇取り引きされることも有ったという。所属事務所のシジェスエンターテイメント関係者もびっくりするほどの反応だった。
コンサート前の記者会見でJYJメンバーのキム・ジェジュンは、相変わらず人気を得ている事について「韓流という流れに乗って日本に進出したのではなく、最初から日本のシステムに適応するために努力してきた。外国のグループだが、日本語のアルバムを発売してファンに少しでも近付くために努力してきた」と述べた。
徹底した現地化を通じて、外部要因に左右されないファン層を固めてきたのだ。実際にJYJは、東方神起、少女時代、ビッグバンと共に、現在の日本で最も人気のあるアーティストに挙げられている。K-POPではなく、日本のアーティストと競争しても優位にあるというのが現地関係者の言葉だ。
関係者は「日本の韓流が復興するためには、華やかさを追うよりも実を固めなければならない」と述べた。目先の利益だけ追っていては、永遠に日本市場を逃し続けるということだ。これを打開するには、現地ファンにもっと近づく努力が必要だろう。
【記事】
http://daily.hankooki.com/lpage/entv/201412/dh20141201123611139050.htm