現代自動車ジェネシスが「北米カーオブザイヤー(NACOTY)2015」乗用車部門の最終候補に上がった。2009年に続いて2度目の挑戦に出たジェネシスは、フォードマスタングとフォルクスワーゲンゴルフなどと競争する。現代車が北米カーオブザイヤーの最終候補に上がったのは、2009年(ジェネシス)、2011年(ソナタ)、2012年(アバンテ)に続いて4回目だ。このうち、2009年と2012年にそれぞれ「北米カーオブザイヤー」に選ばれている。
特に今年は、日本車が最終候補に名前を上げることができず、ひと目を引いた。日本企業の場合、2009年以降、毎年最終候補を輩出してきたが、2008年マツダCX-9がトラック部門で受賞して以来、受賞車種を出せずにいる。
Dave Zuchowski現代自動車アメリカ法人(HMA)社長は「現代ジェネシスは、革新的な商品開発に多くの影響を及ぼし、ラグジュアリー市場参入に大きな助けとなった」とし「来年1月の最終結果を期待して待つ」と述べた。
今年で22回目となる北米カーオブザイヤーは、アメリカおよびカナダなどの新聞・放送・ラジオ・雑誌・インターネットの自動車専門記者60人余りが投票して選定する。乗用車とトラックの2つの部門に分けて行われ、9月に10候補を選定し、12月中旬に最終候補を発表する。最終的な受賞者は、翌年デトロイトモーターショーで発表される。
現在まで、日本のブランドは3回、ヨーロッパのブランド4回、それぞれ受賞した。
【北米カーオブザイヤー】(過去の受賞リスト)
http://northamericancaroftheyear.org/past-winners/
【記事】
http://www.gyotongn.com/news/articleView.html?idxno=152175