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2014年12月12日

【海外】外部環境厳しいストライキの現代重工業

抜粋:外部環境厳しいストライキの現代重工業

 先月19日、ソウル鍾路区桂洞にある現代重工業社屋。上京した現代重工業労働組合員約150人が会社を糾弾する集会を開いた。彼らは、進行中の賃金団体協議で労働組合の要求を会社が受け入れることを促す一方で、会社側が施行予定の年俸制も糾弾した。その8日後の先月27日、現代重工業労組は、20年ぶりのストライキを断行した。現代重工業労組はこれにとどまらず、ストライキと上京闘争を継続している。

 しかし、韓国造船業、とりわけ世界の造船業界1位の現代重工業は業績悪化に加え、労使問題に大きな困難をきたしている。原油価格の低下と世界的な景気低迷により、造船不況が長期化すると予想される中、これに対応する会社側と労働組合の対応が正反対だ。経営陣が危機克服のために経営正常化に邁進している中、労組は会社の業績低迷は後回しのまま、自分たちの主張だけを受け入れろという立場を曲げないでいる。

 会長と社長は、蔚山造船所にほぼ毎日出勤し、労働者に正常操業と危機克服を訴えているのだ。特に社長は先月27日、初めてのストライキ前日に出勤途中に組合員と握手して「会社が正常化されるまで、自身の給与の全額を返上して無給で仕事をする」と訴えた。社長は「今は会社が困難な時期であり、我々は会社が直面している現実を知っておくべき」とし「会社はこれ以上の賃上げはできず、競争力を回復して大きな利益を出せば、それだけ報酬も出せるでしょう」と強調した。

 しかし、労組はまだ強硬姿勢だ。現代重工業労組は、11月27日に1次部分ストを行った。去る4日に2回目の部分ストをした。続いて、17日に3次のストライキに出る予定だが、ストライキ当日蔚山本社では、組合員を中心にストライキ集会を、労組幹部200人で構成された上京闘争団は、現代重工業ソウル事務所前で賃金団体協議妥結のための誠実な交渉を促す集会を開く。

 問題は、現代重工業労使間の労働不和が、グローバル市場で会社の信頼さえ落とすことが有るという点である。納期が重要な造船産業で労使間の状態は、入札成功の重要な要素である。造船業界の関係者は「現代重工業が第4四半期以降の実績改善目標を達成し、今後の経営難を打開するためには、労使間の和合が切実だ」と述べた。
【記事】
http://www.asiae.co.kr/news/view.htm?sec=it99&idxno=2014121109411903265
posted by クライバー at 06:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 海外記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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