来年の韓国の経済成長率は3.4%で、今年と大差ないという分析が出てきた。
23日、LG経済研究院首席研究委員は「2015年の国内外の経済見通し」報告書で「韓国の経済成長率は、今年の3.3%から2015年には3.4%と小幅高にとどまるだろう」と予想した。報告書は、世界経済の成長が停滞している一方、中国と日本からの競争圧力が大きくなり、韓国の輸出が来年大きく盛り返すことは難しいだろうと予想している。
来年の消費者物価の上昇率は、たばこ税引き上げの効果を除けば、0%台にとどまると見られ、デフレ懸念はさらに大きくなると展望した。また、来年上半期に1〜2回政策金利の引き下げが予想され、市中金利は低い水準を維持すると予想した。原油価格は、来年バレル平均60ドル前半に留まることが予想され、経常収支の黒字は1千億ドルを超えて、国内総生産(GDP)の7%を上回ると予測している。
ウォン・ドル為替レートは、来年上半期に追加切り下げが見込まれるが、大規模な経常黒字により、下半期には、切上げ傾向に転じながら年間平均為替レートはドル= 1,080ウォン水準を示すと予想した。
【記事】
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