今年、韓国の完成車のリコール屈辱王は、ルノーサムスン自動車のSM5、輸入車の屈辱王は、BMWの5シリーズであることが分かった。
28日、国土交通省と自動車欠陥申告センターによると、今年リコールされた車両は、合計で75万5522台。このうち、国産車は63万5294台、輸入車は12万228台。単一モデルでは、ルノーサムスンのSM5が16万1700台、BMWの5シリーズが2万935台でそれぞれ国産車と輸入車のリコール屈辱王に輝いた。ルノーサムスンのSM5は、点火コイルの配線とエンジンの配線を接続するコネクタに問題が発見され、リコールに入った。コネクタ内部のピンの接触がよくない場合、エンジンが止まったり、RPMが不安定になる現象が起こる場合が有る。
2位は、今年燃費誇張騒動を起こした現代自動車のサンタフェがランクインした。現代車は去る8月、国土交通省の燃費是正命令を受け入れ、14万4376台をリコールした。続いて現代車のツーソンix(12万2561台)、ルノーサムスンのSM3(2万4142台)、韓国GMのスパークS(1万10台)の順だった。
輸入車のリコール王1位であるBMW 5シリーズは、電気配線コネクタの接触不良、真空ポンプの潤滑油供給装置の欠陥などでリコールに入った。リコール王2位は、メルセデス-ベンツのCクラスで合計1万2414台がリコールされた。
輸入車のメーカー別リコール数では、アウディがリコール王1位となった。今年、アウディは2万1647台のリコールとなった。続いて、BMWのリコール台数は2万1526台(二輪車を除く)でメーカー別リコール王2位となった。その他のメーカーのリコール台数は、フォードが1万5624台、トヨタ1万2712台、ベンツ1万2420台だった。
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