今年は円安が続き、日本を訪れた韓国人が7年ぶりに最大を記録した。
29日、韓国観光公社によると、11月に日本を訪問した韓国人は23万9千人で、前年同期に比べて39.8%増加した。これを受け、今年1月から11月までに日本を旅行した韓国国民は248万4千300人となり、昨年の245万6千165人をすでに超えている。2007年以来の最大値だ。
今年、日本を訪れた韓国人観光客数が大幅に増加した時期は、ウォン-円レートが100円= 1000ウォン以下に下落した8月からだ。7月までは昨年とほぼ同じだったが、8月(25万人)16.7%、9月(21万人)32.3%、10月(25万人)57.7%と急増した。
訪日韓国人が最も多かった年は2007年で260万人だった。当時、ウォン-円相場は100円= 789ウォン台だった。円高だった2009年から2012年までは、日本を訪れた韓国人は年間平均200万人台前半にとどまっていた。
観光公社の関係者は「アベノミクスなどの影響で当分、円安になる上、近い距離の日本のショッピング旅行の需要も大幅に増えることが予想される。日本に出国する韓国の人々は増え続けるだろう」と見通した。
【記事】
http://economy.hankooki.com/lpage/economy/201412/e2014122907030870060.htm