1日0時すぎ、日本の大阪市中心街を通る道頓堀川で意識不明の状態の韓国人A(18)君が発見された。病院に移送されたが亡くなった。警察は、旅行中のA君が道頓堀川に飛び込んで事故に遭ったものと推定している。当時、日本人60人余りが新年のお祝いのために一斉に道頓堀川に飛び込んだ。大阪では「道頓堀ダイブ」で、2003年に死亡者が発生するなど事故が後を絶たない。大阪の若者たちはなぜ道頓堀ダイブをするのだろうか?
1985年に地元球団の阪神タイガースが21年ぶりにリーグ優勝をして、一部興奮した野球ファンが道頓堀川に飛び込んだのがきっかけになった。タイガースファンは、日本で最も熱心なファンとして有名である。当時のタイガースファンは、ファーストフードのチェーン店であるケンタッキーフライドチキン店舗前にいた白いスーツにメガネ姿の創業者のカーネルサンダース像も運河に投げた。以降、タイガースの成績が振るわないと「サンダースの呪い」のためだという噂も飛び交った。サンダース像は、2009年に運河の清掃中に発見された。
(道頓堀ダイブは)タイガースの優勝祝いで始まったが、後に大阪の若者たちの間では、日本代表の勝利、新年など一種の「お祝いパフォーマンス」として定着した。このため警察は、ダイビングが予想される日には運河周辺の警備を強化しているが、数千人の人波が集まるので、まともに取り締まりが出来ていない。道頓堀川周辺には繁華街が多く、川の両側にはビルが立ち並んでいるのである。
【記事】
http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2015/01/03/2015010300132.html